ISAO (ギタリスト)

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ISAO
出生名 高橋 勲(たかはし いさお)
生誕 (1977-12-29) 1977年12月29日(46歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府茨木市
ジャンル ハードロック
プログレッシブ・メタル
フュージョン
職業 ギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 2000年 -  
共同作業者 bright-NOA
Cube-ray
The Faded
Spark7
Trimurti
著名使用楽器
「使用ギター・機材」項目参照

ISAO(イサオ、本名:藤田 勲(ふじた いさお)旧姓:高橋(たかはし)、1977年12月29日 - )は、日本の7弦・8弦ギタリスト作曲家大阪府茨木市出身。血液型O型。

略歴[編集]

BABYMETALのツアーで演奏するISAO(2018年)

16歳の頃、友人の影響でギターを始める。高校卒業と同時に上京。

2000年、インストゥルメンタルバンド 「bright-NOA」でBMGファンハウスよりメジャー・デビュー。バンド解散後、ソロギタリストとして活動を開始。音楽専門学校のギター講師を5年間に渡り勤める。

2005年、六本木ピットインを拠点に沢山のミュージシャンとセッションを行い、その中で出会ったIKUO(Ba)、長谷川浩二(Dr)とともにバンド「Cube-rayを結成。その後渡米してロサンゼルスに4年間在住し『The Faded』のギタリストとしてハリウッドを中心に活動する傍ら、映画のサウンドトラックの制作や、Line 6エンドーサーとしてスティーヴ・スティーヴンスガンズ・アンド・ローゼズリチャード・フォータスとデモンストレーションに出演する。

帰国後、ソロプロジェクト「Spark7(スパークセブン)」やセッションライブを中心に活動。

2014年、永井敏己(Ba)、菅沼孝三(Dr)とのロックトリオ「Trimurti(トリムルティ)」を結成[1]。この頃よりESPエンドースメント契約を交わし、同社の8弦ギターをメインに使用し始める。2015年、音楽×プロレス×演劇から構成される複合エンタテインメント「魔界少女拳[2]BABYMETALの神バンド[3]にそれぞれギタリストとして参加。

音楽性[編集]

  • 魔界」をコンセプトに、7弦ギター8弦ギターを用いた音域広いテクニカルなプレイが特徴。
    • 低音弦を活用したヘヴィリフ、ボスハンドタッピング、速弾き、スラップに加えて、ムササビ奏法(本人命名)、擬似ワーミーなどの特殊奏法も使う[4]。多弦ギターについてはとても強いこだわりがあり、「ただヘヴィなリフを弾くだけのものではなく、様々な音楽性に対応できる可能性のある楽器」と捉え[5][6]、どんなセッション、プロジェクト、サポートワークでも7弦ギター(2014年以降は8弦ギター)のみで弾ききる。
  • オリジナルの楽曲は、主に1980年代から90年代のハードロックを感じさせ、変拍子、キメやユニゾンフレーズを多用され非常に複雑且つ演奏難易度の高いものが多く、同時にメロディアスでもある。

作品[編集]

ISAO名義[編集]

  • 『A STRIDE』
  • 『Gravity Core』

Spark7[編集]

  • 『Spark7』

Cube-ray[編集]

  • 『Cube-Ray』
  • 『The Shadow of Eruption』

Trimurti[編集]

  • 『Trimurti』
  • 『Trimurti Second』

レコーディング参加[編集]

  • 矢吹卓「Waves」/『Modern World Symphony』
  • IKUO「RED ZONE」/『RED ZONE』
  • 瀧田イサム「SPIRAL GALAXY」/『Rising Moon』

使用ギター・機材[編集]

  • ESP SNAPPER-8 ISAO Custom "RAIDEN-8"
  • ESP SNAPPER-7 ISAO Custom "RAIDEN-7"
  • ESP E-II HRF NT-8B
  • ESP E-II HORIZON FR-7
  • Line 6 Helix Floor
  • HUGHES&KETTNER
  • Nil Guitars“Red Comet”
  • LINE6 Spider Valve
  • MORLEY Bad Horsie Wah

共演者[編集]

セッションライブや、アルバムレコーディングでの代表的な共演者。

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]